- 2021年3月9日
言語学における有標・無標とは何か・有標性について
有標・無標 言語学で有標(marked)・無標(unmarked)という概念をよく使います。この有標・無標の概念のことを有標性(markedness)ということもあります。 有標・無標については捉え方 […]
有標・無標 言語学で有標(marked)・無標(unmarked)という概念をよく使います。この有標・無標の概念のことを有標性(markedness)ということもあります。 有標・無標については捉え方 […]
エティック(etic)とエミック(emic)とは エティックと、エミック(イーミックと表記されることもあります)は、言語学や文化人類学で使われる用語です。 言語学者のケネス・リー・パイク(Kennet […]
コロケーションとは コロケーションとは、「よく使われる語の組み合わせや、自然な語のつながり」(李他 2018, p. 8)を意味します。 例えば、「お茶」という言葉だと、以下のような組み […]
内包(intension)と外延(extension)とは 内包と外延は意味論で使われる概念です。もとは論理学の用語で、語の意味をいくつかの要素に分けて考えるときによく使われます。 定義は以下のように […]
Translanguagingとは Translanguagingは、同一の会話内でフレキシブルに複数のことばを使うことを指します。 バイリンガル・マルチリンガルの人同士が話すとき、「日本語」や「英語 […]
今回読んだ論文 最近発売された以下の本の中のKubotaの章を読みました。 Kubota, Ryuko. “Promoting and Problematizing Multi/Plura […]
継承語とは heritage language 継承語は「heritage language」の日本語訳です。 移民などの場合、家庭で話す言語と、現地の学校で学ぶ言語/家庭外で話す言語が […]
ゲシュタルトとは ゲシュタルト(Gestalt)とはドイツ語で「形の全体像」という意味です。 ゲシュタルトというと、「全体は還元された部分の総和ではなく、それとは別のものである」とよく定義されます。 […]
リンガフランカとしての英語=英語の変種? リンガフランカとしての英語とは? 「リンガフランカ」というのは、もともとは「フランク王国のことば」というイタリア語に由来するそうです。 ただ、今は共通語をもた […]
カテゴリー化 多種多様な物事をカテゴリーに分類するというのは、人間の認知に深くかかわっています。 この絵は何の絵でしょうか? 犬ですね。 この絵は何の絵でしょうか? 猫です […]