フーコーについての紹介動画を視聴しました。わかりやすかったです。

フーコーについて入門がビデオにアップロードされていたので見てみました。

  • Thorsby (2013) 13. Introduction to Foucault

ビデオでは、フーコーの著作を3つの時代に分けて説明していました。

こうやってテーマ別に分けてくれると、フーコー入門者には分かりやすいです。

  1. Knowledge(知識)
    歴史の中で知識がどう作られてきたかを見ています。
    代表作:History of Madness
  2. Power(パワー)
    Governmentality(統治性)というのは、ただ法律を制定するといった狭い範囲の話ではなく、パノプティコンのように監視者の視線を内在化することによって、多面的に人間の生・生活に関わっていく権力ということだと思います。
    代表作:Discipline and Punish
  3. Ethics(倫理)
    代表作:History of Sexuality

またDiscipline and Punishの第一章とGovernmentalityについても分かりやすく説明していました。

最近、日本研究の学会にいったのですが、そのときに社会学系の分野はびっくりするぐらい合言葉のようにフーコーについて話していて、応用言語学とはそれこそ「ディスコース」が違うなと思ったのを覚えています。
実はフーコーの本といえば入門書をかじったぐらいなので、いつか原書を読みたいなと思います。