言語政策とは
言語政策というと、「政策」という言葉から、政府機関や公共団体を思い浮かべることが多いかもしれません。
言語計画の三つのアプローチ:status planning, corpus planning, acquisition planning
ただ、言語政策の最先峰となるのは教師で、教師も深く言語政策にかかわっていると言われています(Hult 2014)。
教師や学校における言語政策を扱った、教育における言語政策(education language policy)に関する本を2冊紹介してもらったので、備忘録として記載しておきます(私自身は、まだ読んでいませんが…)。
教師や事務局向けの本
- Corson, D. (1998), Language Policy in Schools: A Resource for Teachers and Administrators. London: Routledge.
↑教職員が学校でどう言語政策を作っていくか、プラクティカルな情報を記載した本だそうです。
特に言語背景・文化背景が多様な生徒・学生が集まる学校でのケースを扱っているようです。
教育における言語政策に関する論文集
- Tollefson, J. W. (2012), Language Policies in Education: Critical Issues (2nd ed). London: Routledge.
↑教育における言語政策に焦点を当てた本だそうで、米国、カナダ、オーストラリア、ユーゴスラビア、インド、韓国など様々な地域におけるケースを報告しているようです。
時間があるときに読んでみようと思います。