この前「日本語教育の修士号は国内でとるべきか、海外(英語圏)でとるべきか?」という記事を書きましたが、それの続きで、英語圏で日本語教育を学べる大学院を紹介します。
今回はアメリカの大学院を紹介します。2019年8月時点で「日本語教育」を含めたプログラムがあるものを記載しています。
現在はただリストにしただけですが、それぞれの大学の特徴など追加していく予定です。
「リストに加えてほしいプログラムがある」、「リンクが古くなってアクセスできない」、「情報が間違っている」などあれば、コメント欄にご連絡いただけば、できる限りで更新・訂正いたします。
ハワイ大学マノア校
ハワイ大学マノア校は第二言語習得で有名です。修士・博士どちらもあります。特に継承語教育や語用論などの分野を学びたい人にはいいと思います。
ウィスコンシン大学マディソン校
日本語教育を含む日本語言語学の修士・博士課程があります。会話分析などを学びたい人にはいいと思います。
ちなみに、「Intermediate Japanese」という中級教科書も出版しています。
カリフォルニア州立大学ロングビーチ校
ここも日本語教育の修士課程があります。継承語教育をやりたい人にはいいと思います。
インディアナ大学ブルーミントン校
日本語の言語教育専門のコースがあります。博士課程もあります。
コロンビア大学
ニューヨーク市にある、アイビーリーグの一つの大学です。日本語教育専門のコースがあります。
アイオワ大学
オハイオ州立大学
オハイオ州立大学は学生数が50,000人を超えるマンモス校です。
パデュー大学
インディアナ州にある大学です。
まとめ
アメリカで日本語教育が学べる大学院をまとめてみました。
ざっと思いついたところだけ記載しましたが、まだ抜けているところも多いので(特に、「言語教育」や「第二言語習得」のプログラム内で日本語を選べるという大学についてはほぼ記載していません。)適宜追加できればと思います。
アリゾナ州立大学(博士課程でSecond language acquisition and teaching (SLAT)というプログラムがあります) やカリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(UCLA)もよく耳にしていましたが、私が調べた限りだと、日本語教育に特化したものはなく、日本語言語学が中心のようです。