中級前期レベルの日本語授業で使われている総合教科書のまとめ

初級が終わった後、中級前期レベルの日本語授業でよく使われている中級教科書(中級前期)をまとめました。

上級へのとびら

英語の説明がついているので、特に英語圏の日本語クラスでこの教科書を使っているところはかなり多い印象です。

中級の総合教科書で、別冊で漢字・文法の本も販売されています。

日本の地理・歴史、伝統芸能、ポップカルチャーなどのトピックもカバーしているので、「日本」についての知識も学ぶ中で得ることができます。

 

みんなの日本語中級

これは初級教科書「みんなの日本語」の続きなので、みんなの日本語で勉強してきた学校はそのまま使っていることも多いようです。

 

中級日本語カルテット

日本の南山大学の教師を中心に作成された教科書です。全2巻で中級を終える形になります。

英語の説明もついていますし、読む・聞く・書く・話すの4技能が伸ばせるようになっています。最近、取り入れる学校が増えている印象です。

 

中級の日本語(AN INTEGRATED APPROACH TO INTERMEDIATE JAPANESE)

アメリカのウィスコンシン大学の教師が作成した教科書です。英語の説明がしっかりしているのと、アメリカの大学生の立場から描かれた会話等が多いので、英語圏の大学ではよく使われている印象です。会話・読み物のどちらも入った総合教科書です。

 

日本語中級J301

2016年に改訂版がでました。

読解が充実しているのが特徴です。(もちろん、各課の最後には「書く」「話す」練習も含まれています。)

学習者が文章を読み解く中で、自律学習能力や、課題解決能力、問題発見能力を養うことを目標にしています。

 

まとめ

中級の総合教科書についてまとめました。

もし中級の各技能の教科書に興味のある方はこちらの記事もご覧ください。

もし初級総合教科書について興味のある方は、こちらの記事をご覧ください。