私が論文を書いたときによく言われるコメントが、descriptive(記述的)で分析が足りないというものです。
今執筆している論文でも同じようなコメントを受けたのですが、その際に査読者の方が以下の本を薦めてくださいました。Hollidayについては何回か紹介していますが(前回記事①、前回記事②)、こんな研究手法の本も出していたのですね。
- Holliday, A. (2007). Doing & writing qualitative research. Sage.
早速読んでいますが、質的研究の手法の本だと、どちらかというとデータ収集に重点が置かれがちだったのですが、この本はデータをどう分析して、どう論文にまとめていくかというところまで踏み込んでいるので、結構役に立ちそうです。
後半部を重点的に読んでいこうと思います。