バックワードデザイン(backward design)というのを最近よく耳にします。
クラスをデザインするときは、まず教える内容を考え、その後、その評価方法を考えていくことが多いと思います。
バックワードデザインは「バックワード」という名のとおり、まず、最終目標を設定します。それから、その目標の達成度を測る評価(テストなど)を、授業の内容を組み立てる前に作成します。
その後、その設定した評価に合わせて、授業の内容を考え、デザインしていきます。
バックワードデザインについては、この本に詳しく記載されているようです。
- Wiggins, Grant P., and Jay McTighe. Understanding by design. Ascd, 2005.
和訳も出ています。
- G・ウィギンズ・J・マクタイ、西岡加名恵訳『理解をもたらすカリキュラム設計――「逆向き設計」の理論と方法』日本標準、2012年