中島和子の『マルチリンガル教育への招待』(2010)を読んでいます。

以下の本を読んでいます。
  • 中島和子. マルチリンガル教育への招待: 言語資源としての外国人・日本人年少者. 2010.ひつじ書房.

中島和子についてはこの前のブログでも紹介しましたが、バイリンガリズム教育や継承語教育研究の第一人者です(詳しくはこちら)。

今回読んでいる本は5部構成で、第1部ではバイリンガル教育の基礎文献の紹介、第2部ではカナダやアメリカの言語教育の実態、第3部では日本の言語教育の実態、第4部ではマルチリンガル育成についての理論・研究紹介、そして第5部ではマルチリンガル教育の方法について記載しています。

今、第2部まで読みましたが、カナダ・アメリカのバイリンガル教育の状況が詳しく記載してあったので、参考になりました。

第4部では、作文力や語彙力の言語間の転移についての研究結果も記載されているようなので、楽しみです。

読み進めていこうと思います。