異文化間コミュニケーションを研究している知り合いに何冊か本を譲ってもらったのですが、そのうちの1冊がこれです。
- Holliday, A et al (2004) “Intercultural communication: An advanced resource book”. Routledge
まだちゃんと読んでいませんが、3部構成の本で、①アイデンティティ、②他者化(Otherization)、③表象(Representation)という異文化コミュニケーションの3つのテーマに沿って、第A部は用語の定義、第B部は参考文献の紹介、第C部は第A部と第B部を基に実際に研究につなげるための資料や論点等を紹介しているようです。
第B部では参考文献をその抜粋とともに紹介しているのですが、抜粋自体は基本短いので(2,3ページ程)、原文に当たる必要がありそうです。
この本はあくまで触りの部分だけのようなので、この本のみでは完結はしなさそうですが、この本を足掛かりにこの分野の参考文献を知るためには役に立ちそうです。私自身も第B部で、読んでみたいと思う論文をいくつか見つけました。