言語のクラスでの翻訳というと、文法訳読法のイメージが強いですが、最近は言語教育での翻訳の復権の動きがあるようです。
以下のようなGuy Cook (2010)の本も出ています。
- Guy Cook (2010) Translation in Language Teaching: An Argument for Reassessment. Oxford University Press.
この本は和訳もされているみたいですね。
「英語教育と「訳」の効用」
- クック,ガイ(著), 斎藤兆 (監修)(2012)『英語教育と「訳」の効用』研究社
- Dina Tsagari & Georgios Floros(eds) Translation in Language Teaching and Assessment. Cambridge Scholars.
- Arnd Witte et al (2009). Translation in Second Language Learning and Teaching.
- Sara Laviosa (2014).Translation and Language Education: Pedagogic Approaches Explored. Routledge
翻訳は言語教育に役立つ一面もあるかと思います。といっても、自分自身が翻訳中心の授業の弊害も受けてきた経験もあるので、バランスの問題かなとも思います。