応用言語学のコミュニケーション理論の認知症のケアへの応用に関する動画を視聴しました。
- Tony Young. “Social Psychology of Communication and Living with Dementia”, 27 February 2015, 50th Anniversary Talks of the Department of Applied Linguistics and Communication at Birkbeck, University of London.
以下のリンクから視聴できます(2015年4月現在)
リンク:http://birkbeck.hosted.panopto.com/Panopto/Pages/Viewer.aspx?id=08a7cc24-a0bd-4104-b24e-08d5841e1d56
講演者のTony Youngは以下のような本も出版しているみたいです。
- Young, Tony, Christopher Manthorp, and David Howells. Communication and Dementia: News Perspectives, New Approaches. Aresta, 2010.
認知症の医療・ケアに携わる人や家族等に連絡をとり、個別/グループインタビューやフィールドワークを通して、認知症の人にどのようなコミュニケーションが望まれるのかを調べたそうです。
この結果を「ツールキット」としてモデルにし、DemTalk(http://www.demtalk.org.uk/)というサイトで公開しているそうです。
認知症のケアのニーズは今後高まると思いますが、この例のように応用言語学の分野でも何か貢献できることがありそうですね。